有名な写真家といえば?知っていれば通だと思われる日本人写真家

有名な写真家といえば?知っていれば通だと思われる日本人写真家

日本人には日本人にしか表現できない繊細さがあると言われています。実際に多くの日本人写真家が世界で活躍し始めています。写真はその人にしか表現できない唯一無二の世界観を表現できる素晴らしい芸術の1つです。本記事では、知っていれば通だと思われる有名な日本人写真家を数名紹介していきます。 奥山由之 若い世代の中で今後世界で活躍する事を期待されているのが「奥山由之」ではないでしょうか。 1991年生まれ、日本人写真家でありながら、映像作家としても活動をしています。 2007年に第2回全国高校生映画コンクールでグランプリ、2011年第34回写真新世紀で優秀賞、2016年第47回講談社出版文化賞写真賞と数多くの賞を獲得してきました。 奥山が写真を撮るようになったのは大学生の頃でした。大学では写真部に所属していましたが、2011年の東日本大震災をきっかけに「自分が生きた証を残したい」と考えて、言葉にできない感情を表現するために写真を撮り始めました。 また、奥山は写真についてビジュアルを表現するものではなく「人に何かを伝えるためのもの」「人に何かを共有するためのもの」だと考えていると発言しています。 写真家として活動を始めてから現在まで、広告写真やアーティスト写真など、数多くの作品を手掛けてきました。 金子博 日本人で有名な写真家の1人として「金子博」の名前を挙げるレースファンも多くいます。当サイトでも過去に少しだけ金子博について触れた事があるので、覚えているという人も多いのではないでしょうか。 1953年生まれ、76年にフリーランスの写真家になってからは、自動車やレースを中心に写真作品を取り続けてきました。F1グランプリを500戦以上に渡って取材してきた金子がリリースした「つみき」は、新旧多くのF1ファンから高い評価を得ています。 川島小鳥 「川島小鳥」は、1980年生まれ、東京出身の男性写真家です。 2006年「BABY BABY」で第10回新風舎・平間至写真賞大賞を受賞して翌年に写真集を出版しています。 2010年に出版した川島の代表作「未来ちゃん」が「BRUTSU」の表紙に起用された事がきっかけで一躍有名写真家の仲間入りを果たし、10万部を超えるヒット作となりました。未来ちゃんは、その後も売れ続け、第42回講談社出版文化賞写真賞を受賞しています。 その後も人気バンドSHISHAMOのアーティスト写真・ジャケット写真を複数回担当するなど、精力的に活動を行っています。2015年には、台湾で3年間撮影した「明星」が第40回木村伊兵衛写真賞を受賞した事で話題となりました。 森山大道 日本人写真家として第一線で活躍をし続ける「森山大道」も忘れてはいけない有名な写真家の1人です。有名アパレルブランドのTシャツなどのデザインに起用された事があるので名前を知らなくても、写真作品を見た事があるという人も多いはずです。実は、森山は日本だけではなく、ドイツ写真家協会賞など、海外でも高い評価を得ている日本を代表する写真家としても知られています。 森山が凄いと言われる理由の1つとして「コンパクトカメラで撮影をしている」といった点が挙げられます。現在は見かける機会が減ったコンパクトカメラを巧みに操り、一見失敗したと思わせるような唯一無二の世界観を表現しています。カメラにこだわりがなく、撮りたい時に近くにあるカメラで撮るといった個性的な森山の作品は必見です。 まとめ 以上が、知っていれば通だと思われる有名な日本人写真家となります。 写真に詳しい人であれば、誰でも知っている有名な写真家ばかりですが、それぞれ全く異なる魅力ある作品を取り続けています。写真作品に詳しくないという人でも自然と世界観に引き込まれる作品が多い作家でもあるので、ぜひそれぞれの写真家の作品を調べてみてください。